トッパンフ株が急反発、フィルム型太陽電池を発売と報道-将来性期待

印刷事業を手がけるトッパン・フ ォームズの株価が前週末比で4.6%高の1119円まで買われ、3日ぶり 急反発。携帯電話などの電源となるフィルム型太陽電池を販売すると一 部で報じられ、同製品の将来性への期待が先行している。

15日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米ベンチャー企業と提携し て、フィルム型太陽電池の販売を2010年から始めると報じた。軽くて 薄いため充電用として持ち運びできるほか、建物表面に張ることで室内 光を使った発電も可能という。

共同開発しているのはコナルカ・テクノロジーズ社。トッパンフに よると、1年ほど前から提携し、現在は開発段階にあるという。同社広 報室の野口郁夫氏は「ビジネスフォーム市場では紙から電子媒体への移 行が進んでおり、電子ペーパーなどの補助電源用として太陽電池を製品 化できないかの研究を行っている」と語る。

株式市場では環境ビジネスとしての太陽電池に対する期待感が強く、 買いが先行している。ただ、日経新聞では11年に年3億円程度の売り 上げを見込むと報じているものの、同社では「事業計画が出来ていない ため、現段階では業績寄与はまだ見えていない」(野口氏)としている。

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