米REIT、ピークから78%下落後も回復見込めず-小売り不況で

ショッピングセンターやモールを 対象にした米不動産投資信託(REIT)は2007年2月の高水準か らすでに78%下落したものの、投資家はまだ安心できそうにない。

プルデンシャル・レアル・エステート・インベスターズのマネジ ングディレクター、マーク・ハレ氏は「REITは割安だが、引き続 き割安のままだろう。企業破たんは増え、向こう数カ月間は失業悪化 が続くだろう」と語る。

米ショッピングモールの保有者は、個人消費が減少して小売業者 が店舗を閉鎖するなか、過去最悪の1年を経験した。不動産調査会社 リースによると、昨年10-12月期に10年ぶり高水準に達したモール やショッピングセンターの空き状況は、一段と悪化する見込み。ニュ ーヨークのコンサルティング会社・投資銀行ダビドウィッツ・アン ド・アソシエーツのハワード・ダビドウィッツ会長は、20万件余りの 店舗閉鎖を今年予想している。

ダビドウィッツ会長は「何千ものショッピングセンターが閉鎖す る。崩壊だ」とインタビューで語った。

世界的な信用危機が原因で世界各地の小売業者の利益は落ち込 み、米商業施設所有のゼネラル・グロース・プロパティーズなどのR EIT運営会社に破たんの恐れが生じている。同社など米27銘柄で 構成するブルームバーグREIT指数(小売り不動産)は3月6日に 過去最低の101.18を付けた。以来32%戻して13日は133.95となっ たものの、07年2月のピーク時は610.39だった。

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