首相:公共事業積み増し方針、解散時期、いまは言えない-番組

麻生太郎首相は、15日午後放 映されたNHKの報道番組「総理にきく」に出演、週末与党に策定 を指示した追加的な経済対策について、中長期的な経済成長に向け、 公共工事を積み増す必要性を指摘した。解散・総選挙の時期につい ては、「5月とか6月」とか言える段階にない、と述べるにとどめ た。

番組には、日本商工会議所の岡村正会頭、演出家のテリー伊藤 氏も出演、首相は目先の対策とともに、「中長期的な成長といった 視点を持って対策を打っていく必要もある」と語り、社会インフラ 整備の前倒しや、環境立国としての技術開発の加速化などに向けて、 財政を投入する方針を示した。

「『公共工事=悪』といった一般のイメージがあったが、この 8年間で公共工事は約半分に減っており、地方経済の落ち込みを招 いた」と指摘。インフラ整備の例として、電信柱の地下埋設を挙げ、 民間ではコスト面から難しいものの、政府で取り組めば、「例えば 京都や奈良でやれば街の雰囲気ががらっと変わり、観光の後押しに なるだろう」との考えを示した。

一方、解散・総選挙の時期については、世界的に財政出動の動 きが高まっていることに言及した上、日本についても政策を「実際言 っただけで、実行できないのはなんだとなる。従って、今、5月とか6月とか、 申し上げられる段階にない」と語った。

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