米財務省がAIGに09年のボーナス削減など命じる-AIG同意(2)

米財務省は、政府の救済を受け た米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) に対し、従業員の慰留を目的にした支払いと賞与合わせて10億ドル (約980億円)の支給計画の規模縮小を命じた。

この件に関し説明を受けた関係者と、AIGのリディ最高経営責 任者(CEO)の書簡によれば、AIGは2009年の従業員慰留のた めの支払いを30%削減し、賞与を業績の回復と連動させることで同 意した。

ただし、交渉が非公開であることを理由に同関係者が匿名で明 らかにしたところによれば、AIGは従来からの拘束力ある契約に 従い、15日に約1億6500万ドルの賞与支給を実施する計画だ。

リディCEOは14日付のガイトナー財務長官あて書簡で、同契 約は自分の就任前から存在していたと説明。「私はこの取り決めを好 ましく思わないし、これを進めざるを得ないとは提言したくないと思 う。今になって考えれば、別のやり方があったし、規模を大幅に縮小 するべきだった」と述べた。

サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長はABC放送の番組 「ジス・ウィーク」で、AIGの賞与支給について「言語道断だ」と 指摘。米下院金融委員会のバーニー・フランク委員長(民主、マサチ ューセッツ州)はテレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で、 AIGは「金融システムを悪用している」と語った。

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