G20共同声明:世界の景気回復のために持続的な努力(2)

【記者:Simon Kennedy and Gonzalo Vina】

3月14日(ブルームバーグ):英国南部ホーシャムで開かれた20カ国・地域 (G20)財務相・中央銀行総裁会議は14日、世界的なリセッションの終結に向 けて、持続的な努力を行っていくとの共同声明を採択した。

米国政府は各国に支出拡大を求めていたが、欧州諸国は十分な財政刺激策を 取っており、一段の財政出動の余地はないと反発しており、妥協が図られた。ガ イトナー米財務長官は国内総生産(GDP)比で最低2%の財政刺激策を呼び掛 けていた。

G20声明は金融機関への流動性供給や公的資金注入などにより、銀行の融 資を再開させることが「重要な優先課題だ」と指摘。政策金利が過去最低水準に 引き下げられた後で、各国中央銀行が物価安定を維持しながら、あらゆる手段を 使って景気刺激的な金融政策を継続することで一致した。

G20は国際通貨基金(IMF)の財源の大幅増額で合意。新興市場国が発 言力を拡大すべきだとしている。IMF財源で具体的な目標は挙げていない。

またG20は、将来の危機防止のために各国の銀行監督当局の連携を強化す ることで意見が一致。格付け会社やクレジットデリバティブ市場などが監視強化 の対象となる。

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