NY金(13日):3日続伸、投資需要高まる-終値930.10ドル

ニューヨーク金先物相場は3日続 伸。リセッション(景気後退)が深刻化する中、価値保存手段としての 金への需要が高まった。

金連動型ETF(上場投資信託)としては最大の「SPDRゴール ド・トラスト」の金保有量は1041.53トンと過去最高を記録、年初 来では33%増加した。世界の金融機関は2007年第2四半期以降、ほ ぼ1兆2000億ドルに上る資産評価損・貸倒損失を計上した。こうし た中で、S&P500種株価指数は年初来で17%下げた一方、金相場は

5.2%上昇している。

エードリアン・デーズ・アセット・マネジメント(メリーランド 州)のエードリアン・デー社長は「金相場はどのような下落局面でも持 ちこたえている。少し下げても素早く値を戻している」と指摘。「世界 の株式市場が持続的かつ力強い回復を見せれば、一部の投資家の恐怖心 が緩和され、金相場にはマイナスに働く可能性がある。だが、それが 中・長期的に持続する可能性は低いと思われるため、押し目では引き続 き買いを入れている」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相 場4月限は前日比6.10ドル(0.7%)高い1オンス=930.10ドル で終了した。前2営業日では計3.1%上昇した。週間ベースでは

1.3%安となった。

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