1月米貿易赤字:360億ドルに9.7%縮小、石油除くとほぼ変わらず(2)

米商務省が13日に発表した1月 の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易収支(国際収支 ベース、季節調整済み)は360億ドルの赤字となった。赤字幅は 2002年10月以来の低水準。前月比では9.7%縮小した。消費者の買 い控えが影響した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想(72人の 中央値)は380億ドルの赤字だった 。前月の貿易赤字は399億ドル。

石油を除くと、1月の貿易赤字は前月比ほぼ変わらずの213億ド ルだった。

1月の輸入は前月比6.7%減の1609億ドルで、05年3月以来 の低水準。特に原油輸入は43億ドル減少した。輸入車も33億ドルの 減少だった。

輸出は5.7%減の1249億ドル、06年9月以来の最低だった。 自動車や半導体、通信機器などの輸出が落ち込んだ。

バークレイズ・キャピタルの米国担当シニアエコノミスト、ジュリ ア・コロナド氏は「米製造業にとっては良くない内容だ。世界的な景気 の弱さが輸出を通して米国経済に影響を及ぼしつつある兆候がはっきり と表れている」と語った。

国内総生産(GDP)算出に使用されるインフレを控除した実質 財収支は440億ドルの赤字と、昨年10月以来の最大に拡大した。

対中貿易赤字は206億ドルと、前月の199億ドルから拡大し た。一方、対カナダの貿易赤字は99年5月以来の最低に縮小したほ か、対メキシコの貿易赤字も02年1月以来の低水準だった。対欧州連 合(EU)の貿易赤字は35億ドルと、前月の同70億ドルから半減し た。

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