ECBのノワイエ氏:欧州の金利は見かけより米英に近い-FTに語る

欧州中央銀行(ECB)政策委員 会メンバー、ノワイエ仏中銀総裁は12日に英紙フィナンシャル・タイ ムズ(FT、オンライン版)に掲載されたインタビューで、欧州の実 質金利は一見したところよりもはるかに米国や英国に近いと指摘した。

同総裁は同紙に対し、無制限の資金供給オペはレポの最低応札金 利が事実上の金利の上限であり、中銀預金金利が下限であることを意 味すると解説。従って、翌日物金利は「非常に低水準」にあり、さら に、3カ月物金利がそれよりも低くなることもあり得ると語った。

同総裁はまた、「預金に関して動きの余地が限られることは明らか だ」とし、「さらに動くためには枠組みの変更が必要だが、これは不都 合をもたらす恐れがある」との見方を示した。

また、ECBは金利の下限を事前に決めてはいないとし、国債買 い入れも依然、選択肢だと述べた。「金利がゼロに近づくにつれて、金 融政策の効果が実体経済に浸透する効率は低下する」との認識を示し た。

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