スイス・フランは対ユーロで下げ拡大へ、介入で-RBSグリニッチ

RBSグリニッチ・キャピタル・マ ーケッツは、スイス国立銀行(SNB)が12日にスイス・フランの上 昇を阻止するため外貨買い介入に踏み切ったことを受け、スイス・フラ ンのユーロに対する下げが拡大するとの見通しを示した。

RBSグリニッチの国際通貨戦略北米責任者、アラン・ラスキン氏 は、12日付の顧客リポートで「多くの大口投資家がスイス・フランを 売る根拠を考えている。SNBがスイス・フランにとってマイナスの状 況を生み出すのに最高とも言える理由を提供したのは間違いない」と指 摘。「SNBは投資家の狙いに対して注意深くなる必要がある」との見 方を示した。

SNBは12日、政策金利を従来の0.5%から0.25%に引き下げると ともに、外貨買い介入に踏み切り、社債を買い取る方針を打ち出した。 これに反応し、スイス・フランは同日、ユーロに対し急落。1999年の ユーロ導入以来で最大の下げとなった。

ラスキン氏は、SNBの介入で、スイス・フランが対ユーロで少な くとも1ユーロ=1.50スイス・フランを超えて上昇することはないは ずだと指摘。「中銀が政策をはっきりと表明した場合、通貨を下落させ るのは通常それほど面倒なことではない。特にファンダメンタルズ(基 礎的諸条件)の影響が反対方向に強く及んでいない場合はそういえる」 との見方を示した。

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