味の素:伊藤専務が社長、山口社長は会長へ-100周年を機に(3)

調味料国内最大手の味の素は13 日、伊藤雅俊専務(61)が社長に昇格すると発表した。6月に開催を予 定している株主総会後の取締役会で正式に決める。伊藤氏は最高経営 責任者(CEO)も務める。在任4年となる山口範雄社長(65)は 代表権のある会長に就く予定。江頭邦雄前会長の死去に伴い、会長職 は空席だった。

伊藤氏は現在、主力事業の食品カンパニープレジデントなどを務 めている。為替の影響やアミノ酸事業の不振により2009年3月期の 連結純損失は90億-130億円と8期ぶりの赤字となる見通しで、5 月に創業100年を迎えるのを機に経営体制を一新し、業績回復を目 指す。

同社はコーポレート・ガバナンス(企業統治)強化のため、伊藤 忠商事の丹羽宇一郎会長(70)が新たに社外取締役に就任することなど も発表した。

●伊藤雅俊(いとう・まさとし)氏の略歴:1947年9月12日生まれ。 東京都出身。慶応大学経済学部卒。71年に味の素入社。95年に食品 事業本部食品部長、99年に取締役食品事業本部食品部長、2001年に 取締役食品事業本部食品第二部長、03年には味の素冷凍食品社長を 務めた。05年4月に常務、同年6月専務に就任、06年8月から食品 カンパニープレジデント。

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