米JPモルガン:豪BHPはニッケルとアルミ部門の売却検討必要

:米JPモルガン・チェースは、 金属相場下落の長期化が予想されるなか、世界最大の鉱山会社、オー ストラリアのBHPビリトンが、利益を押し上げるため収益性の低い アルミニウムとニッケル部門を分離するべきだとの見方を示した。

デービッド・ジョージ氏(メルボルン在勤)率いるJPモルガン のアナリストらは12日付リポートで「堅調な時期は終わったと考えら れ、BHPは収益性の低い事業をポートフォリオにとどめるべきでは ない」と指摘。これらの資産に加え一部の銀や銅の鉱山は「軟調な時 期にBHPの足手まといになる可能性がある」とし、「次に景気が上向 いた時、回復の遅れにつながる」との見通しを示した。

ニッケルの鉱山やプラントを含むBHPのステンレス鋼原料部門 は2008年7-12月(上期)に7億5200万ドルの赤字に転落。相場下 落によりアルミ部門も58%の減益となった。

JPモルガンは、BHPは収益性の低い事業を移行させる新会社 を設立するため、既存の株主への割当増資を検討するべきであると指 摘している。BHPは02年に鉄鋼部門を分離し、ブルースコープ・ス チールとワンスチールを設立した。

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