リコー:11年3月期の営業利益目標を32%下方修正-円高を反映(3)

国内2位の事務機器メーカー、リ コーは13日、中期経営計画の最終年度である2011年3月期の営業利 益目標を32%下方修正して1700億円とした。為替を円高方向に見直し たのが理由。

都内の説明会で配布した資料によると、売上高目標は2兆3000億 円と2000億円下方修正した。想定為替レートは、1ドル=90円(従来 105円)、1ユーロ=120円(同155円)に変更した。

三浦善司最高財務責任者(CFO)は修正の理由は、「為替を見 直しただけ」と述べ、近藤史朗社長も「先行きは不透明だが、中計で 掲げた旗は降ろさない」と実質的な目標を堅持する姿勢を示し、「や や無謀と思われるかもしれないがこの目標をやり抜く」と語った。

三浦氏によれば、来期(10年3月期)は「増収増益は難しい状況 になっている」という。目標達成に向け、昨年買収した米国の独立系 事務機販売大手、アイコンオフィスソリューションズとの統合効果 や、デジタル印刷機事業の拡大、欧米での直販体制強化などで収益拡 大を目指す。

リコー株価は前日比74円(7.8%)高の1019円(午後2時8分現 在)。

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