BIS:金融機関は資本を厚めに、将来の損失に備えを-銀行監督委

国際決済銀行(BIS)のバーゼ ル銀行監督委員会は12日、世界の金融機関が将来の損失に備えて資 本を拡充する必要があると指摘した。金融危機に対応し、自己資本規 制の見直しを広げた格好だ。

同委員会の発表文によれば、金融機関は好況時に資本を厚めに積 み増すことを求められる。来年さらに議論を発展させる具体策の一環 として示した。こうしたルールを適用したスペインなどで信用収縮に よる一部の影響を回避できた背景がある。

委員会は「将来の経済・金融ストレスからの回復力を高めるため、 銀行システムにおける資本水準を強化する必要がある」と表明。2010 年の見直し論議を経て、現在のBIS規制を「上回る」自己資本が水 準と質の両面で求められるとの見通しを示した。

戦後最悪の景気後退のなか、各国は融資拡大に努めており、委員 会は自己資本規制の強化を一気に求めることはしなかった。

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