オバマ米大統領:CO2排出枠の購入義務付け、柔軟な対応を示唆

オバマ米大統領は12日、米企業の 幹部らに対し、同大統領が提案している二酸化炭素(CO2)排出権取 引制度の下で、米政府が発行する排出枠の購入を企業に義務付ける計 画について、柔軟に対応する可能性を示唆した。

オバマ大統領は米民間経済団体ビジネス・ラウンドテーブル(ワ シントン)の会合で質問に答え、「適正なバランスが取れる構造を構築 する方針だ」と述べた。同団体はシティグループやゼネラル・モータ ーズ(GM)など米主要企業の最高経営責任者(CEO)で構成され る。

オバマ大統領が先月発表した予算では、「キャップ・アンド・トレ ード」方式の排出権取引制度からの収入を見込んでいる。同大統領の 提案では、CO2を排出する企業に対し、政府が発行する排出枠の購 入を義務付ける方針だ。

ゼネラル・エレクトリック(GE)やデューク・エナジーなどの 幹部らは、低炭素経済への移行を容易にするため、制度のスタート時 点では政府が排出枠を無償で配分するべきだと主張している。

オバマ大統領は、排出枠の無償配分は「値段を付けないことにな り、機能しない」とした上で、「確かに、負担が重過ぎて実行できなけ れば逆効果だ」と述べた。企業にとってコストが掛かり過ぎると考え られるプログラムは政治的に実行可能ではないとの見通しを示した。

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