商品取引のグレンコア:社債保有者や資金調達先へ情報開示を開始

商品取引最大手、スイスのグレ ンコア・インターナショナルは、商品相場が前例のない大幅な下落 となるなか、社債保有者に対し財務情報の開示を始めている。

30年以上にわたって非公開企業として運営されているグレンコ アが発表する四半期報告書は、より詳細になっている。同社は今週、 初めて2008年の純利益を開示した。昨年は、5年物社債の保証コス トが5倍に上昇したため、資金調達先企業や社債保有者の懸念を緩 和させるため、同社は12月5日に財務情報に関する文書を発表した。

英保険最大手アビバのクレジットアナリスト、ジョナサン・ピ トカネン氏は「グレンコアは取引事業を手掛けているため、内部で 何が起きているのか、どのような資産に投資しているのかが問題に なる」と指摘。「若干情報はあるが、依然として完全に理解するのは 困難だ」と述べた。同氏はアビバが現在、グレンコアの社債を保有 しているかどうかに関するコメントは控えた。

グレンコアは電子メールで記者団に今月11日配布した資料で、 一部項目を除いた通期純利益が前年比8.4%減の47億5000万ドルに なったことを明らかにした。

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