原油相場:60ドルに反発も、需要回復と減産で-スタンダード銀

時価総額で英2位の銀行、スタン ダード・チャータード銀行の南北アメリカ商品取引担当責任者、モー ガン・ダウニー氏(ニューヨーク在勤)は、原油相場が既に今年の底 値を打っており、1バレル当たり60ドルを超える水準まで反発すると の見通しを示した。需要の回復と石油輸出国機構(OPEC)による 減産を理由として挙げた。

ダウニー氏はブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで「原 油相場は既に今年の底値を打っている」と述べ、「今後は徐々にだが着 実に上昇するだろう」との見通しを示した。

ダウニー氏は、4-6月(第2四半期)以降にガソリンの季節的 な需要がピークに達すれば、原油相場は「60ドル台前半」まで反発し、 その後、年末までに70ドルに上昇すると予想。消費者は輸送需要を減 らすことができないため、マイナス成長にもかかわらず、米国の消費 は「価格弾力性が低い」との見方を示した。

ダウニー氏は、OPECによるこれまでの減産は「原油市場の供 給過剰を解消するのに十分過ぎるほどである」ため、15日に開かれる 総会で追加減産が発表される可能性は低いとの見方を示した。

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