短期市場:翌日物0.07-0.12%、積み最終日の準備預金残高8.9兆円

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.07-0.12%で取引されている。準備預金の積み上げ最終日 だが、すでにめどをつけている銀行が多いうえ、日本銀行の潤沢な 資金供給を受けて準備預金残高も8兆9000億円まで拡大されている。

翌日物は前日の加重平均0.105%に対し、朝方は0.10-0.11%を中 心に取引された。一部の地方銀行で0.12-0.13%まで調達する動きも あるが、0.07-0.09%と日銀の誘導目標0.1%を下回る出合いも見られ る。0.12%以上は運用希望が厚いもようだ。

日銀は午前9時20分の即日実行の定例金融調節を見送った。この 日の当座預金は7000億円増の11兆6000億円程度、準備預金(除くゆ うちょ銀)は9000億円増の8兆9000億円程度になる見込み。

準備預金の必要積立額3兆1400億円に対し、同残高は9兆円近く あり、資金需給には大幅な余裕が持たされている。必要以上に積み上げ る超過準備は4兆5600億円まで膨らんでおり、この日は前月の積み最 終日(5兆6700億円)に迫る可能性もある。

年度末を控えて

今週の金融調節では資金供給量がやや縮小される場面もあったが、 来週以降は年度末に向けて一層潤沢な資金が供給されるとみられている。 このため、前日の全店共通担保オペ(期日6月22日)の落札金利は

0.18%と、今年度末では最低水準に並んだ。

もっとも、国庫短期証券(TB)利回りが下げ渋るなど、短期国債 の需給悪化懸念もくすぶる。来週も相次ぐ入札で発行が膨らむなか、投 資家の買いは慎重。23日には国債の大量償還を迎えるものの、レポ (現金担保付債券貸借)金利上昇を警戒する見方が根強いようだ。

日銀は午前9時30分、資金供給目的の国債買い現先オペを通知。 スポットネクスト物(3月17日-18日)が2兆5000億円、1週間物 (3月17日-25日)は1兆円と、前日と同額だった。前日の最低落札 金利は、スポットネクスト物が下限0.10%、1週間物は0.12%だった。

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