ヤーギン氏:原油相場の方向性、OPECより金融サミットが左右

米調査機関ケンブリッジ・エネルギー研究 所(CERA)のダニエル・ヤーギン会長は11日、原油相場の方向性は15日に 開催される石油輸出国機構(OPEC)総会より、来月ロンドンで予定されてい る20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に左右されるとの見解を示 した。

ヤーギン氏は米フロリダ州ボカラトンで開かれている米国先物業協会(FI A)の年次会合でインタビューに応じ、原油相場は景気低迷を反映しているため、 世界の経済成長を押し上げる取り組みの方が相場にとって重要性が高いと指摘し た。同氏は石油の歴史に関する著書でピュリツァー賞を受賞した経歴を持つ。

ヤーギン氏は「国内総生産(GDP)が相場を決定するだろう」と予想。 「現在は深刻なリセッション(景気後退)の最中であり、そのことが相場に反映 されている」と述べた。

ヤーギン氏は相場の方向性を理解するためにより重要なのは、4月2日にロ ンドンで開催される金融サミットで、世界各国の首脳が世界経済のてこ入れに向 け何を行うかということだと語った。

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