プライムブローカーの利益52%減へ、寡占状態は解消-ヒンツ氏

サンフォード・C・バーンス ティーンのアナリスト、ブラッド・ヒンツ氏は13日、ヘッジファ ンド向けにサービスを提供するプライムブローカー事業の利益が業 界全体で52%減少するとの見通しを示した。また、業界の寡占状 態が緩和され群雄割拠のような状態に近づくと予想した。

同氏は投資家向けリポートで、スイスのUBSやクレディ・ス イス・グループ、ドイツ銀行が、現在大きなシェアを持つゴールド マン・サックス・グループとモルガン・スタンレーからシェアを奪 うだろうとの見方を示した。

ヒンツ氏は、平均でマイナス18%という昨年のヘッジファン ド業界の成績低迷や運用資産の24%減少で、プライムブローカー 業界も変わりつつあると指摘した。バーンスティーンはヘッジファ ンドの運用資産が2009年にはさらに18%減少し、13年に回復し 始める前に1兆ドルを割り込むと予想している。

同氏は「プライムブローカー事業とヘッジファンドへのサービ ス事業の収益率は低下すると思われる」と記述している。同事業で の将来の順位については、JPモルガン・チェース、ゴールドマン、 UBS、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行、BNPパリバ、クレ ディ・スイス・グループ、バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、 シティグループと予想した。

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