英国債:10年債上昇、約7年ぶりに独国債とのイールドカーブが逆転

英国債市場では10年債相場が 上昇し、同利回りは7年余りで初めて独10年債利回りを下回った。 イングランド銀行(英中央銀行)が国債買い切りオペを開始したこ とがきっかけとなった。

英10年債利回りは一時、前日比16ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)低下の2.94%と、少なくとも1989年以来の低水 準を付けた。ブルームバーグのデータによれば、独10年債に対する 上乗せ利回りは2002年1月以来で初のマイナスとなった。英独の5 年債は10日にイールドカーブ(利回り格差)の逆転現象が起きてい た。

RBCキャピタル・マーケッツの英金利商品開発責任者、ジョ ン・レース氏(ロンドン在勤)は「英中銀はかなり大量の国債買い 取り計画を打ち出した。長期債を買い持ち(ロング)しやすくなっ た」と語った。

ロンドン時間午後4時15分現在、10年債利回りは前日比13ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.96%。同国債 (表面利率4.5%、2019年3月償還)価格は1.22ポイント上げ

113.26。独10年債利回りは7bp下げ3.0%となっている。レース 氏は英10年債利回りが年央までに2.5%を下回る可能性があるとみ ている。

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