【注目株】トヨタ、旅行関連、ソニー、パイオニア、野村、デンソー

13日の材料銘柄は以下の通り。

トヨタ自動車(7203):13日付の日本経済新聞朝刊によると、 200万円を切る新型ハイブリッド車を開発し、2011年にも日本で発売 する。他車種との部品共通化などでコストを抑え、現行「プリウス」 (最低価格233万1000円)より2―3割安く、ホンダが2月に発売し た「インサイト」(同189万円)を下回る価格を目指すという。

旅行関連株:13日付の日経新聞朝刊は、ゴールデンウイーク(G W)に向け、海外旅行需要に回復の兆しが見えてきたと報じた。近畿日 本ツーリスト(KNT、9726)など旅行大手3社の欧州行きパック旅 行の予約人数は4月が前年同月比で最大4割増、5月が2―5割増のペ ースで推移しているという。

ソニー(6758):国内インクジェットプリンター最大手のセイコ ーエプソン(6724)と中小型液晶ディスプレー事業の提携に向けて協 議を開始した。資産の一部取得を含めて6月末までの契約を目指す。

パイオニア(6773):証券取引等監視委員会は12日、パイオニア の元監査役による金融商品取引法違反(インサイダー取引)の事実が認 められたとして、この元監査役に対する課徴金納付命令を出すよう首相 と金融庁長官に勧告を行った。同社が明らかにした。同社は「誠に遺憾 であり、関係者に深くお詫び申し上げる」との声明を発表。

野村ホールディングス(8604):旧リーマン・ブラザーズ証券か ら引き継いで発足したインベスト・バンキング(IB)部を廃止し、新 設するIBビジネス開発部に統合するなどの組織改正を発表した。IB 部は昨年11月に設置したばかりだが、今後は従来から野村証券内にあ った機能との融合を進める。

ソフトバンク(9984):13日付の日経新聞朝刊によると、携帯電 話端末の割賦販売に伴う債権(売掛金)の流動化商品の機関投資家向け 販売を再開する。09年1―3月期に同流動化商品を約610億円販売す る見通しで、うち約150億円が機関投資家向けとなり、08年7―9月 期以来となる。

デンソー(6902):デンソー東日本の工場建設と操業開始を当面 延期すると発表した。顧客先となる自動車メーカーの低調な生産動向が 続くと判断したため。

SMK(6798)と山一電機(6941):昨年11月に両社間で合意し たと発表した共同持ち株会社設立による経営統合について、協議・検討 を中止すると発表した。電子部品業界の見通しは引き続き不透明なため、 まずはそれぞれが経営の再建に注力すべきと判断したという。

アサヒビール(2502):英キャドバリーと、同社のオーストラリ アでの飲料事業を買収することについて最終契約を締結したと発表した。 4月末ごろまでをめどに買収を完了する予定。

古河電気工業(5801):経費節減と事務の合理化を狙い、名古屋 証券取引所に上場廃止の申請をすることを決議したと発表。名証で受理 された後、整理ポストに割り当てられた日から1カ月後に上場廃止にな る予定。

アデランスホールディングス(8170):国内コア事業の2月総売 上高は前年同月比20%減となった。08年3月-09年2月の累計では 前年同期比9.8%減。

USEN(4842):今期(09年8月期)の連結経常損益はゼロ (前期は63億円の黒字)になる見通しと発表。従来予想は80億円の 黒字。人材関連事業が低迷、カラオケ機器の新製品の出荷の遅れなども 響く。最終損益については変動要素が大きいため、未定(前期は539 億円の赤字)としている。

アルデプロ(8925):今期(09年7月期)の連結最終損益は218 億円の赤字となる見通し。前期実績は104億円の赤字だった。保有不 動産物件の売却を加速することで、売却損が膨らむ。また、同社社長の 秋元竜弥氏を割り当て先とした第三者割当増資を実施すると発表。調達 額は15億円、秋元社長の持ち株比率は67.54%になる。

積水化成品工業(4228):発行済み株式の2%に相当する200万 株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は3月31日。

日東工業(6651):今期(09年3月期)の連結純利益は前期比 81%減の7億円となる見通し。従来予想は13億5000万円。例年は、 期末にかけ配電盤の需要が大幅に増加する傾向にあるが、今期は設備投 資の減速が響いて需要増を見込めない。年間配当金も従来計画から4円 減額し、12円とした。前期実績は36円だった。

オハラ(5218):第1四半期(08年11月-09年1月)の連結最 終損益は2億3200万円の赤字だった。前年同期は11億9600万円の黒 字。デジタルカメラ向け光学ガラス製品やハードディスク基盤材の需要 落ち込んだほか、円高に伴う為替差損、株安による有価証券評価損の計 上も響いた。

蝶理(8014):今期(09年3月期)の連結純利益は前期比4.1% 増の30億円となる見通し。従来予想の36億円から減額。化学品・機 械事業での輸出や海外間取引が第3四半期の後半から減収となり、それ に伴い利益も落ち込んだ。

カナモト(9678):第1四半期(08年11月-09年1月)の連結 最終損益は1億500万円の赤字だった。前年同期は4億9900万円の黒 字。建機レンタル需要が落ち込み、有価証券評価損の計上も響いた。

エスグラントコーポレーション(8943):東京地方裁判所に民事 再生手続き開始の申し立てを行い、受理されたと12日発表した。負債 総額は191億円。同社は東京都内を中心に投資用ワンルームマンショ ンの開発・販売を手掛け、名証セントレックス市場に上場している。

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