エスグラC:民事再生手続き、負債191億円-不動産関連破綻続く(2)

不動産仲介や販売・賃貸をするエス グラントコーポレーションは12日、東京地方裁判所に民事再生手続き開 始を申し立て、受理された。不動産市況悪化が続く中で経営合理化、改 善策が追いつかずに資金繰りに行き詰まった。負債総額は191億円。

東証で12日開示した資料によると、ワンルーム・コンパクトタイプ のマンション開発・販売をしていたエスグラCは、サブプライムローン 問題に端を発した世界的な金融危機でマンション販売価格の下落といっ た影響を受けた。

収益改善を目指したエスグラCは、子会社売却や経営資源集中とい った具体策を打ち出した。それでも不動産価格低迷が止まらない中で金 融機関からの資金面での要請が強まり、借入金返済の資金調達のめどが つかなくなった。

エスグラCは名古屋証券取引所セントレックスの単独上場企業。名証 はこの日、エスグラC株を3月13日から4月12日まで整理ポストに割 り当てて、4月13日に上場廃止にすると発表した。

エスグラCは転換社債型新株予約権付社債(CB)25億円を発行し ている。2009年に入っての上場企業の破綻(たん)はエスグラCを含め て13社目。うち5社が不動産関連。10日にはパシフィックホールディ ングスが破綻したばかりだった。

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