外国人が1年ぶりの売越額、史上6番目の規模-3月1週日本株売買

東京証券取引所が12日発表した 3月第1週(2-6日)の投資主体別売買動向(東証・大証・名証の 1・2部合計)によると、外国人は5571億円を売り越した。売越額は 昨年3月2週(9226億円)以来1年ぶりの高水準で、史上6番目。

先週の日経平均株価はその前の週に比べ、5.2%安の7173円とな った。大和総研の土屋貴裕ストラテジストは「金融システムが安定する まで、海外金融機関はレバレッジ解消で資産を圧縮するしかない」と指 摘する。外国人売りは8週連続となったが、「足元の円安進行でドルベ ースでの資産が下落していることから、売却ペースを速めている」とい い、外国人売りは来月いっぱい続く可能性があるとみている。

このほかの主な売り越し主体は、証券会社の自己売買部門(932億 円)が5週連続、生・損保(25億円)が2週ぶり。

半面、主な買い越しは、信託銀行(3698億円)が9週連続、個人 (2148億円)が2週ぶり、事業法人(246億円)が5週連続となった。 信託銀行の買いは「株価下落による機械的なリバランス」(土屋氏)の ようだ。

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