藤沼野村総研社長:ITサービス回復は11年春、中国シフトなどで備え

企業向けシステム構築などを手掛 ける野村総合研究所(NRI)の藤沼彰久社長は12日放映のブルーム バーグテレビジョンのインタビューで、景気低迷でシステム構築需要 が2011年春まで不振を続けるとの見方を示した。主な発言は以下の通 り。収録は11日。

来期以降の展望:

「景気は今期よりも来期が厳しく、他社同様に回復は来年後半く らいからと読んでいる。ITサービスは半年から9カ月、景気に遅行 する傾向があるため、良くなるのは11年4月ごろからとみている」

来期は「保険やヘルスケアなど元気な産業に注力して売上高を伸 ばす一方、中国シフトなどによるコスト削減を着実に行い、再来年度 以降のばねにしたい」

売り上げ・利益の年7%成長を表明してきた:

「単年度で今年と来年は苦しいが、5年程度の長期で平均7%に したい。短期的な景気動向はこだわらずに5%ずつ増員し、さらに 2%の生産性向上で売り上げと利益を7%ずつ上げることが基本だ」

「4月に社員6000人の5%としては多めの新入社員360人を迎え る。来年4月も同数ないし若干多く採用したい」

企業の合併・買収(M&A)で人的資源を確保する手もあるが:

「考えは昔から持っているが、社長在任中の7年間で1つも成就 していない」「案件はあり、11年末までには幾つかを成就させたい」

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