【個別銘柄】エルピダ、損保J、山崎パン、エアW、イオファ、ホンダ

12日の日本株市場における主な材 料銘柄の値動きは以下の通り。

エルピーダメモリ(6665):前日比100円(19%)安の420円ス トップ安。台湾当局主導による半導体メーカー合併の先行きに不透明感 が強まったことから、売りが優勢になった。台湾の尹啟銘経済部長は 11日、台北で記者団に対し、当局主導での半導体メーカーの合併の可 能性を否定した。

損保株:損保ジャパン(8755)は2.6%高の473円。一方、日本 興亜損害保険(8754)は10%安の597円。損保JPNと日本興亜損は 2010年春をめどに、経営統合する方針を固めたことが12日に明らか になった。来春に誕生する三井住友海上グループ、東京海上グループに 次ぐ規模の損保グループとなる。12日の日経テレコンはブルームバー グより先に同内容を報道していた。

山崎製パン(2212):11%安の1058円。ゴールドマン・サックス 証券は11日、「値下げにより下期は減収減益リスク」などと指摘し、 投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、目標株価達成確度の高さ や旬の銘柄を選別したコンビクションリスト(売り)に採用した。

エア・ウォーター(4088):5.7%安の780円。転換社債型新株予 約付社債(CB)を第三者割当で大和証券SMBCヨーロッパに発行し、 150億円を調達すると前日に発表。1株当たりの株価価値が希薄化する との懸念から売られた。

イオンファンタジー(4343):7.7%高の643円。景品などの原価 圧縮、販売管理費の削減などを進めた結果、09年2月期の単独純利益 は従来予想比11%増の19億3000万円になったようだと午前の取引終 了後に発表した。

JR東日本(9020):3.8%安の4830円。信濃川発電所(新潟 県)の取水をめぐる河川法違反で占用許可取消しなどの行政処分を受け、 社長の月額報酬50%を3カ月カットするなど経営陣や担当責任者の処 分を発表した。

JR東海(9022):7.3%安の49万6000円。1998年6月26日 以来、約10年ぶりの50万円割れ。日興シティグループ証券は11日、 景気悪化を反映して旅客収入の見通しを下方修正し、目標株価を93万 5000円から76万円に引き下げた。投資判断は「買い」を継続。

王将フードサービス(9936):2.5%安の1520円。一時は1.9% 高の1588円まで上げた。消費者の節約志向が強まる中、手ごろな価格 が受けており、09年3月期の業績と配当計画を増額。もっとも、前日 時点の年初来上昇率は4%高だっただけに、戻り売りも出やすかった。 同期間のTOPIXは16%安。

セブン銀行(8410):6.4%高の24万8400円。メリルリンチ日 本証券は11日、投資判断を新規に「買い」、目標株価を34万円に設 定した。

花王(4452):0.8%高の1828円。ゴールドマン・サックス証券 は11日、「09年3月期の会社予想の営業利益は達成可能で、短期的な 下方修正リスクは小さい」などと評価し、投資判断を「中立」から「買 い」に引き上げた。

ホンダ(7267):6.6%安の2065円と反落。円高進行による輸出 関連銘柄全般への売りに加え、12日付の朝日新聞朝刊では、トヨタ自 動車が5月に発売するハイブリッド車の新型「プリウス」の最低価格を 205万円程度と、現在の最低価格より30万円安くすると報じられてい た。ホンダのハイブリッド車「インサイト」の販売好調に対抗、インサ イトとの価格差は15万円程度に縮まるという。

コーセー(4922):4.7%安の1831円。ゴールドマン・サックス 証券は11日、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。

ヤクルト本社(2267):6.7%安の1478円。ゴールドマン・サッ クス証券は11日、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。

NTT(9432):5.8%安の3430円。みずほ証券は11日、投資 判断を「1(強い買い)」から「2(買い)」に引き下げた。

三井金属(5706):4.5%安の127円。液晶パネル関連の不振を受 けて設備の減損処理による特別損失が膨らみ、09年3月期の連結最終 赤字が現在の会社予想から拡大する公算が大きいとの12日付の日本経 済新聞朝刊の報道を受けた。

富士電機ホールディングス(6504):2.5%高の81円。12日付の 日経新聞朝刊は、同社が太陽電池のシステム販売に乗り出すと報じた。 これまでは主に太陽電池パネルを単体で販売していたが、電力会社の電 力網に接続する設備など関連設備を一体で販売するという。

不二電機工業(6654):0.9%高の690円。国内電力会社の設備更 改需要と東南アジアなどでの発電所建設需要で、主力のカムスイッチ (さまざまな組み合わせが可能な開閉スイッチ)を中心に製品の引き合 いが強い。2010年1月期も増収増益で、8期ぶりの営業利益水準の回 復を見込む。

大研医器(7775):終値は1251円。東京証券取引所第2部にきょ う新規上場。取引開始と同時に付いた初値は1150円と、公募価格と同 値だった。外科向け医療機器の製造、販売を手掛ける。

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