ロシア:1-2月の原油輸出、昨年を上回る-減産せず

1-2月のロシアの原油輸出量は 昨年平均を上回っている。石油輸出国機構(OPEC)が昨年12月、 追加減産に合意しているが、ロシアは原油価格低下にもかかわらず輸 出を削減していない。

同国のセチン副首相は12月17日にアルジェリアで開かれたOP EC総会で記者団に対し、原油価格の低水準が続けば、ロシアの輸出 は最大日量32万バレル減少する可能性があるとの見方を示していた。

ウラルシブ・ファイナンシャルのチーフストラテジスト、クリス・ ウィーファー氏は電子メールで、「輸出増加についてOPEC加盟国 は不快感を覚えよう。OPECにすれば、ロシアが収入増加を図るた めにOPECの苦悩を利用したように見える」と指摘した。

ロシア最大の石油会社ロスネフチ取締役会の議長を兼務するセチ ン副首相は、15日に開かれるOPEC総会でもロシア代表団を率いる。 バドリOPEC事務局長は2月9日、ロシアなど非OPEC加盟国が 減産していないことに「非常に失望している」と語った。

ロシア・エネルギー省の統計によると、1月のロシアの原油輸出 は日量平均で前年同月比3.2%増の550万バレル、2月は同6.3%増の 537万バレルだった。1-2月の合計では、前年同期を2.7%上回った。 昨年11-12月は523万バレルだった。

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