三井金株反落、最終赤字400億円超との報道-液晶パネル関連が不振

三井金属の株価が一時、前日比 6%安の125円と反落。液晶パネル関連の不振を受けて設備の減損処 理による特別損失が膨らみ、2009年3月期の連結最終赤字が現在の会 社予想から拡大する公算が大きいとの一部報道を受けた。

12日付の日本経済新聞朝刊によると、三井金の今期連結最終損益 は400億円を超す赤字となり、会社予想から50億円超赤字額が拡大す る見通し。液晶パネルに使われるTAB(半導体実装材料)テープなど の事業が厳しい価格競争にさらされ、パネルメーカーの需要自体も落ち たことが採算悪化を招いたという。日経報道に関し、会社側は自社発表 でない、との声明を発表した。

東海東京調査センターの高野芳行アナリストによると、株式相場 全体が小安く始まる中、赤字拡大の報道が多少は嫌気されたという。も っとも、「今期の赤字転落は以前から分かっていたことであり、400億 円超という赤字額自体も想定範囲内で驚くものでない」(同氏)とし、 短期的には株価への影響は限定的との見方も示した。

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