2月のオーストラリア失業率:5.2%に悪化-4年ぶり高水準(2)

オーストラリア統計局が12日発 表した2月の雇用統計は、企業の常用雇用者削減を背景に、失業率が 4年ぶり高水準に悪化。同国がほぼ20年ぶりにリセッション(景気 後退)入りする可能性を示唆する新たな兆候となった。

統計局によれば、2月の失業率は5.2%と、1月の4.8%から上 昇。雇用者数は、パートタイム労働者の増加を反映し、前月比1800 人増加した。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト20人を対象 に実施した調査の予想中央値では、失業率が5%とみられていた。雇 用者数の予想中央値は同2万人減。

JPモルガン・チェース(シドニー)のエコノミスト、ヘレン・ ケバンズ氏は「最近、人員削減の発表が雪崩を打って増加しており、 雇用の先行指標も総崩れの状況だ」と述べた。

常用雇用者数が前月比5万3800人減少した一方、パートタイム 労働者は同5万5600人増加した。

雇用統計発表後の外国為替市場で、豪ドルは上昇。シドニー時間 午前11時39分(日本時間同9時39分)現在、1豪ドル=0.6497米 ドルで、発表直前の同0.6490米ドルを上回っている。

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