蘭エイゴンの10-12月:11.8億ユーロの赤字-評価損など響く(2)

昨年10月にオランダ政府から30 億ユーロ(約3700億円)の資本注入を受けた保険会社、エイゴンが 12日発表した2008年10-12月(第4四半期)決算は、評価損などが 響き、2四半期連続の赤字となった。

純損益は11億8000万ユーロ(1株当たり0.82ユーロ)の赤字。 2月に発表した暫定集計(12億ユーロの赤字)とほぼ一致した。前年 同期は6億4800万ユーロ(同0.40ユーロ)の黒字だった。

エイゴンは金融商品の一段の値下がりに備え、自由に動かせる資 本15億ユーロを今年確保する計画。米国とオランダ、英国部門の再編 で1億5000万ユーロを節減することも目指している。

アレックス・ビナエンツ最高経営責任者(CEO)は「世界の金 融市場の激しい混乱が第4四半期に当社の収益に大きな影響を与え た」とした上で、この「厳しい環境」は今年初めも続いたと説明した。 同社は、手元現金確保のために割安な価格での資産売却に追い込まれ る「可能性は低い」ものの、経済環境によって資産の減損は今年「高 水準となる」見通しだとしている。

同社は2月17日、昨年第4四半期の減損による費用は約5億ユー ロでその70%は債券関連だったと明らかにしていた。一部の投資資産 と保証契約など時価評価が必要な資産で約8億ユーロの評価損が出た。 また、米国での買収に関する減価償却も赤字の要因だった。

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