1月の独鉱工業生産:7.5%低下-91年来で最大の落ち込み(2)

ドイツ経済技術省が12日発表 した1月の鉱工業生産指数(製造業と建設業、公益事業、鉱業が対象、 2000年=100)は、季節調整済みで前月比7.5%低下となった。世 界的なリセッション(景気後退)でドイツ製品に対する国内外の需要 が減少し、東西ドイツ統一後のデータ集計が始まった1991年以来で 最大の落ち込みとなった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の中央値 では3%低下と見込まれていた。前年同月比では19.3%低下した。

第2次世界大戦後で最悪のドイツのリセッションの深刻さを示す データがまた1つ増えた。11日発表された1月の同国の製造業受注 指数も、輸出の落ち込みと企業の生産縮小で大幅低下した。独政府系 のキール世界経済研究所(IfW)は12日、今年の同国経済成長率 がマイナス3.7%となるとの見通しを示した。

BNPパリバのエコノミスト、ドミニク・ブライアント氏(ロン ドン在勤)は、「ドイツの産業界を取り巻く状況はまるで、完璧に破 壊された戦場のようだ。輸出に集中し過ぎ、内需を十分に喚起してこ なかったことの代価だ」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE