米FRB:ゴールドマンなどの英証券子会社向け融資を許可-議事録

【記者:Craig Torres】

3月11日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB) は昨年9月、米証券リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たん を受け、米投資銀行ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・ス タンレー、メリルリンチの英国の証券子会社に対する融資を承認する 異例の措置を取っていたことが、11日公表された昨年の議事録で明ら かになった。

議事録によると、FRBはリーマンが破産法適用を申請した約1 週間後の昨年9月21日、ニューヨーク連銀に対し、英子会社向けの融 資を許可した。ただ議事録には、実際に融資が実行されたかに関する 記述はない。

今回明らかになった事実は、当時、米史上最大規模とされたリー マン破たんが金融システムに与える悪影響を食い止めようとFRBが 対策を急いだことを示唆するものだ。3カ月物ドル建てロンドン銀行 間取引金利(LIBOR)は9月12日の2.81%から10月10日には

4.8%に急上昇している。

議事録では、FRBが11月にシティグループのロンドンの証券子 会社向け融資をニューヨーク連銀に許可していたことも明らかになっ た。

また、昨年9月28日の会合では、米金融大手ワコビアの先行きに ついて話し合われており、議事録には「ワコビアは近いうちに資金調 達できなくなる見通しであることが留意された」と記述されている。

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