JPモルガンCEO:当局者が「中傷」やめれば金融システム救出可能

米銀大手JPモルガン・チェースの ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は11日、米当局者が協 力を始め、米企業への「中傷」をやめれば、米国は金融システムを救出 できるとの見解を示した。

ダイモンCEO(52)は米商業会議所がワシントンで主催した会議 で、「われわれが崩壊した家族のような行動を取り、これを改めずに果て しなく議論しているなら、状況は数年間変わらないと思う」と述べた。

米議会は先月、ダイモン氏ら8人の銀行CEOを召喚し、金融機関 が損失拡大で多額の公的資金の注入を受けながら巨額の報酬や幹部手当 を支給したことを厳しく批判した。ドッド米上院銀行委員長は、政府支 援を受ける銀行に対する新たな規制導入を主導している。

ダイモンCEOは講演で、「米企業への絶え間のない中傷を耳にする が、個人的には理解できない」と述べ、「中傷はわが国を傷つけると思う ので、多くの政府当局者にやめるよう要請したい」と語った。

同CEOはまた、大手金融機関の経営破たんの可能性に対応するた め、米政府に「システミックリスク(連鎖破たんリスク)管理機関」の 創設に向けて準備を整えるよう要請。「経営破たんが秩序立って管理され た形で進むのならば差し支えはなく、問題解決につながり、連鎖破たん は招かない」との認識を示した。

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