円強気が急低下:日本経済悪化で逃避需要減退-ブルームバーグ調査

ブルームバーグが世界の端末 ユーザーを対象にまとめた3月の調査によると、向こう半年の間に 円相場が上昇するとの見方は急速に後退した。世界的な金融危機の 影響で日本経済は欧米を上回るマイナス成長に陥り、円の逃避先通 貨としての魅力が薄れた。

3637人のユーザーを対象とした調査によると、円への見方は 昨年8月以来で最低だった。一方、スイス・フランについての見方 は調査開始以来で最も強気となった。

RBSグリニッチ・キャピタルのチーフエコノミストで調査に 参加したスティーブン・スタンレー氏は「日本経済はまともに打撃 を受けた」として、「日本の経済指標はひどい状態だ」と語った。

円についての指数は51と、2月の68.79から26%低下した。 指数は50を上回ると上昇予想、下回ると下落予想を示す。最後に 50を下回ったのは昨年8月の49.19。調査は07年12月から実施。

回答者らはドルについては楽観度を強め、指数は53.41と2 月の50.16から上昇した。スイス・フランの指数は67.92(前月 は62.90)。

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