中国株(終了):上海総合指数が下落、貿易統計を嫌気-海運株安い

中国株式市場で、上海総合指数は 下落。11日発表された中国の経済指標で、1-2月期の都市部固定資 産投資が市場予想を上回る伸びとなったものの、2月の輸出が過去最大 の落ち込みとなったことが材料視され売りが広がった。

海運大手のチャイナ・シッピング・コンテナ・ラインズ(中海集 装箱運輸、601866 CH)は4%安。2月の輸出が前年同月比25.7%減 となったことに反応した。コンテナ港湾運営の上海港集装箱(600018 CH)は一時2.3%高を付ける場面もあったが、結局1.8%安で引けた。 一方で、時価総額で中国5位の製鉄会社、武漢鋼鉄(600005 CH)は

2.4%上昇。1-2月期の都市部固定資産投資が前年同期比26.5%増 となったことが好感された。

CLSAアジア・パシフィック・マーケッツのマネジングディレ クター、フレーザー・ハウイー氏は「中国がこの世界的なリセッション (景気後退)から抜け出すのは非常に困難だろう」とした上で、「中国 は国際貿易のシステムに次第に組み込まれ始めており、世界的な影響と 無関係でいることはできない」との見方を示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動し ている上海総合指数は、前日比19.54ポイント(0.9%)安の2139.02 で終了。一時は2.1%高まで上げる場面もあった。上海、深センの両証 取のA株に連動しているCSI300指数は同0.9%安の2220.38。

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