豪州の排出権取引開始:12年まで遅れる可能性も-米シティ

米シティグループによると、オー ストラリアの二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の開始が当初の計画 から2年遅れ、2012年になる可能性がある。野党やオーストラリア緑 の党が計画に反対しているためだ。

アナリストのエレイン・プライア氏(シドニー在勤)によると、 野党の自由党と国民党は、制度の開始時期を遅らせることや、国外企 業との競争にさらされている排出量の多い業界向けに排出権の無償割 り当てを増やすことを要求する見込みだ。緑の党は削減目標の厳格化 や業界への排出権の無償割り当てを減らすことを目指しており、上院 で態度を軟化させ法案を支持する可能性は低いとみられる。

ウォン気候変動担当相は10日、排出権取引制度に関する法案の草 案を発表。豪州政府は2020年までに温暖化ガスの排出量を2000年の 水準と比較して5-15%削減することを目指している。

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