商品の「強気相場」は継続、下期に反発か-DBアドバイザーズ

ドイツ銀行の子会社、DBアドバ イザーズの株式調査部門責任者、テレサ・ガスマン氏は10日、商品の 「長期的な強気相場」は継続しており、原油と銅相場が下期(7-12 月)に反発するとの見通しを示した。

ガスマン氏は、中国と米国での政府支出によりインフラ建設が進 み、工業用原材料の需要が拡大すると予想。資本注入の増加がインフ レを加速させ、金相場の上昇につながるとの見方を示した。供給が抑 制されていることや探鉱向け投資予算の減少も原材料価格を下支えす るとみている。

2150億ドル(約21兆1600億円)相当を運用するガスマン氏はニ ューヨークで開かれた記者団との会合で「政策立案者らは金融システ ムを安定させるため必死になっている」と述べ、「そのことが商品需要 の拡大や相場上昇につながるだろう」との見通しを示した。

ガスマン氏は「2009年は08年を鏡に映したような状況になると 予想している。昨年は相場がまず上昇した後、下落した。今年は下落 後、上昇するだろう」と述べ、原油相場が過去最高値を更新するとの 見方を示した。

ガスマン氏によると、持続的な相場上昇が続く長期的な強気相場 は02年に始まり、15-20年継続する可能性がある。原油相場が昨年 7月に付けた最高値の147.27ドルを上回るとみられる時期について は特定しなかった。

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