自民議連:日銀による国債買い取り大幅増額や量的緩和を提言

自民党の有志議員が景気対策を検 討する「政府紙幣・無利子国債発行を検討する議員連盟」の田村耕太 郎会長(参院議員)らは11日午前、官邸に麻生太郎首相を訪ね、日銀 による国債買い取りの大幅増額などを盛り込んだ「緊急提言」を提出 した。

提言では「危機的経済状況にもかかわらず、日銀の景気認識は甘 いと言わざるを得ない」とした上で、政府・日銀のトップ会談で成長 率やインフレ率などの政策目標を共有すべきだと強調。その上で、日 銀に対し国債買い取りの大幅な増額やデフレ脱却まで量的緩和措置の 実施に踏み切るよう要望している。

またコマーシャルペーパー(CP)や資産担保CP(ABCP)、 社債などの買い入れ要件の一層の緩和も求めた。中でも、CP買い取 りについては対象を中小企業にまで拡大し、信用協会の保証枠を日銀 のCP買い取りのために活用すべきだなどと主張している。

提言は①政府紙幣の発行②相続税を減免する無利子国債の発行 ③生前贈与を促進する贈与税減税-の3項目が柱。無利子国債につい ては10年または20年の年限とし、中途換金も認めるべきだとしてい る。贈与税減税は、3年間の時限措置として税率の引き下げや基礎控 除(現行110万円)を2500万円まで引き上げることなど求めている。 無利子国債の発行額や贈与税の引き下げ幅については明記しなかった。

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