日経平均は高値圏、輸出や金融中心に幅広く上げ-中国動向にらみ

午後の東京株式相場は、日経平均 株価が7300円台ときょうの高値圏で推移。開始直後には300円以上上 げ、7400円に迫る場面もあった。米シティグループの足元業績の好調 を受けた金融不安の後退、国内の政策期待が押し上げ要因。

キヤノンなど輸出関連や三井住友フィナンシャルグループなど金融 株中心に幅広い業種に買いが膨らんでおり、東証1部の業種別33指数 は情報・通信、電気・ガスを除く31業種が高い。値上がり銘柄数は 1348、値下がり銘柄数は230。昼休み中の東証立会外では、約830億 円のバスケット取引が成立し、市場では買い優勢と見られていた。

カブドットコム証券の臼田琢美常務執行役は、「今後は日経平均 7500円を超えるかどうかが相場の強弱を判断する材料になる。海外株 や株価対策次第だろう」と話している。

午後1時6分時点の日経平均株価は前日比272円15銭(3.9%) 高の7327円13銭、TOPIXは18.25ポイント(2.6%)高の

721.75。東証1部の売買高は概算で12億414万株。

中国の輸出減が重しに

一方、2月の中国の輸出額は前年同期比25.7%減少となり、ブル ームバーグ・ニュースの事前調査(1%減)に比べて大きく悪化した。 1月の17.5%減から減少幅が拡大しており、香港ハンセン指数は発表 後に上げ幅を縮小させている。中国経済の改善に対する期待が支えとな っていた日本株も、次第に伸び悩み傾向にある。

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