エプソン:液晶・半導体の工場を集約-プリンターなどに経営資源集中

国内インクジェットプリンター最大 手のセイコーエプソンは、中小型液晶パネルと半導体の生産体制を見直 し、それぞれ鳥取県、山形県の工場に集約する。携帯電話端末向けなど の需要減少で液晶パネル、半導体ともに採算が悪化しており、経営資源 を主力のプリンターなど3分野に集中する。

11日付の日本経済新聞朝刊の報道を受け、同社報道担当の手塚淳 氏が同日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対して明らかにした。液 晶パネル子会社エプソンイメージングデバイスの岐阜事業所(岐阜県安 八町)は9月までに閉鎖し、同パネルの生産は鳥取事業所(鳥取市)に 集約。半導体は、富士見事業所(長野県富士見町)の生産ラインを3年 以内に閉鎖し、酒田事業所(山形県酒田市)に集める。

景気後退による販売減の影響が新興国にも波及しているとして、エ プソンは1月30日に今期(2009年3月期)の業績予想を下方修正。 連結営業利益は前期比90%減の60億円になるとの見通しを発表し、液 晶パネル、半導体はいずれも通期の赤字を見込む。今後はプリンターの ほか、映像プロジェクター、水晶部品に経営資源を集中し、収益改善を 図る。

11日付の日経新聞朝刊は、エプソンが中小型液晶パネルと半導体 の生産体制を見直すと報道。同社が3カ所あった液晶パネルの生産拠点 を鳥取県の工場に集約し、半導体は長野県の工場での生産をやめ、山形 県の工場に一本化すると伝えた。

エプソン株は前日比77円(7.7%)高の1084円(10時13分現 在)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE