日経平均は11%下げた後、底打ちの可能性も-日興シティの吉野氏

米シティグループによると、日経 平均株価は今後、さらに11%ほど下げた後、底を打つ可能性がある兆 しを見せている。

日経平均は今週に入り、昨年10月27日に付けたバブル崩壊後最 安値を更新した。しかし、最安値を付けた銘柄は昨年10月当時と比 べて増えておらず、下落銘柄の上昇銘柄に対する比率も上がっていな い。日興シティグループ証券の吉野豊テクニカルアナリストは10日付 のリポートで、これは株価下落の最終局面に入っている兆しだと指摘 した。

吉野氏によると、日経平均は今後、10日終値(7054円98銭)を 少なくとも11%下回り、6170円から6300円のレンジまで下落する可 能性があるという。

日経平均は9日、1982年10月以来の安値となり、78銘柄が52 週ぶりの安値を付けた。一方、下落銘柄と上昇銘柄の比率は約2対1 だった。

日米欧の同時不況を背景に日経平均は昨年、42%急落したのに続 き、今年に入ってからも20%下落している。

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