米BOAとJPモルガン、債権回収で課題も-住宅ローン支援策

【記者:Jody Shenn】

3月10日(ブルームバーグ):アマースト・セキュリティーズ・ グループのアナリストらによると、米銀のバンク・オブ・アメリカ(B OA)やJPモルガン・チェースは自行のホームエクイティローン資 産を保護するために、オバマ政権の住宅ローン支援計画に基づいて救 済したいと考える住宅保有者が必要以上に多くなるかもしれない。

アマーストのローリー・グッドマン氏らは9日のリポートで、両 行は投資家向けなどを中心に住宅ローン6兆1000億ドル相当を保有 する一方で、第2抵当権が付いたホームエクイティローン4410億ドル 相当の債権も抱えていると指摘、「第1抵当の見直しが実施されれば、 第2抵当も有利になることは明白だ」と分析した。両行はウェルズ・ ファーゴやシティグループと並んで第1抵当権に関する債権回収で米 4位圏内にある。

住宅市場低迷に歯止めをかけることを狙った支援策は債権回収を 担うサービサーにとってさまざまな問題を生み出しており、今回の問 題はその1つにすぎないと、アナリストらは指摘している。

BOAの広報担当、リック・サイモン氏は電子メールで「多くの 地域で住宅値下がりが続くなかで、第1抵当権が機能していれば、第 1抵当権と第2抵当権の保有者も好影響を受けることは確実だ」とし た上で、住宅差し押さえなどは住宅ローン条件の緩和が実施されずに 起こることが多く、その場合、第2抵当権が消滅するケースが多いと 説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE