短期市場:翌日物は0.11%前後か、積み最終日のレポも低位安定

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.11%前後で推移しそうだ。準備預金の積みを調整する調達が一 部に見られるものの、全体的には積み上げが進んだ状態で、調達需要 は限られる。先日付で取引されるレポ(現金担保付債券貸借)は積み 最終日にあたるが低位安定している。

10日の翌日物の加重平均金利は0.7ベーシスポイント(bp)上 昇の0.110%。一部銀行の試し取り(ストレスチェック)で0.11-

0.13%と高めに始まり、大手銀行も0.09-0.10%で調達した。午後 は積み調整の調達も指摘されたが、0.09-0.13%の横ばい圏で推移し、 取引は閑散だった

資金余剰感が強い中、積み最終13日に向けて準備預金残高(除く ゆうちょ銀)が8兆円まで縮小されたが、取引に大きな影響はみられ ない。積みの進ちょく率かい離幅がプラス6%程度と進んだ状態で、 最終日に向けた調達需要も限られそうだ。

前日のレポは、13日受け渡しの翌日物が0.11-0.12%程度で取 引され、積み最終日の影響はほとんど見られなかった。むしろ、新し い積み期間と短期国債の発行日が重なる16日以降の取引が注目。日銀 は2営業日後に始まるスポットネクスト物の国債買い現先を2兆円ま で縮小したが、前日の応札額は3兆5492億円に膨らんでいた。

無担保コールのターム(期日)物は、年度内に期日を迎える1- 2週間物が0.12-0.18%で取引されている。年度末を越える3週間- 1カ月物は0.4-0.5%台の調達希望で、金利は弱含みの方向だという。

準備預金8.2兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は1000億円減の10兆9000億円程度、準備預金(除く ゆうちょ銀)は2000億円増の8兆2000億円程度になる見込み。短資 会社各社の予想では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)3兆3100億円と積み終了先 4兆1900億円から推計した中立水準は7兆5000億円程度になる。

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