カナダ・ドル:反発、リスク回避姿勢が後退-世界的に株価上昇

10日の外国為替市場では、カナ ダ・ドルが4年ぶりの安値から反発した。世界の株式相場が上昇してお り、投資家が高リスク資産の購入を増やしていることが示唆された。

金融危機の際に資金の避難先とされる傾向のある米ドルは、主要 16通貨のうち14通貨に対して下落した。米シティグループの業績見通 しをきっかけに、金融危機の最悪期は過ぎたとの観測が高まった。スコ ティア・キャピタルの外国為替トレーディング責任者、スティーブン・ バトラー氏は「わずかながら安心感が広がった」と述べた。

トロント時間午後5時4分(日本時間11日午前6時4分)現在、 カナダ・ドルは前日比1.7%高の1米ドル=1.2799カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=0.7819米ドル)。一時は1.2727カナダ・ドルと、今 週の高値を付ける場面もあった。9日は1.3012カナダ・ドルで終了し たが、一時は1.3064カナダ・ドルと、2004年9月2日以来の安値を 付けていた。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率2.75%、2010年12 月償還)の利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇し0.98%。価格は6セント下落し103.01カナダ・ドル。

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