GEキャピタル債の保証コスト、7日ぶり低水準-政府保証債に反応

10日のクレジット・デフォルト スワップ(CDS)市場では、米複合企業大手ゼネラル・エレクトリ ック(GE)の金融部門、GEキャピタルの社債保証コストが7営業 日ぶりの低水準となった。GEキャピタルが80億ドル(約7900億円) 相当の政府保証付き社債を起債したことに反応した。

GEキャピタル債を中心に金融機関の社債保証料は低下。米銀大 手シティグループは、ビクラム・パンディット最高経営責任者(CE O)が今年1-3月(第1四半期)の業績について、2007年以来で最 も好調との見方を示したのを受けて、15週間ぶりの大幅低下となった。

ウニクレディトの信用ストラテジスト、ティム・ブリューン氏は 10日付のリポートで、金融機関のバランスシートが経営陣の取り組み と政府の支援で修復可能であることを示す兆候を投資家は求めている との見方を示した。ジョージ・ボリー氏とケビン・マッカーシー氏が 率いるUBSのストラテジストらは投資家向けのリポートで、GEの 安定は信用市場に対する重要なシグナルになると指摘した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、GEキャピタ ル債の保証料の前払い部分は3ポイント低下し9%。これは社債1000 万ドルのデフォルト(債務不履行)に対する期間5年の保証料として、 年間50万ドル(5%)のほかに、前払いで90万ドルかかることを意 味する。4日には前払い保証料率が過去最高の20%に達していた。

フェニックスによると、北米の投資適格級企業125社で構成する マークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドはニューヨーク時 間午後5時4分(日本時間11日午前6時4分)現在、21.5ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の241.5bp。スプレッド低 下は投資家心理の改善を示す。

シティ債のCDSスプレッドは75bp低下し565bp。9日には 過去最高の640bpに達していた(フェニックス調べ)。

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