米トウモロコシ:5週間ぶり高値、需要拡大観測で-大豆も高い

シカゴ商品取引所(CBOT)では10日、 トウモロコシ相場が5週間ぶりの高値を付け、大豆相場も上昇した。金融危機が 最悪期を脱し、食料や飼料に加えて、穀物を原料とする燃料の需要が拡大すると の観測が高まった。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が同日、金融市場の拡大と 破裂のサイクルを抑制する努力の一環として、金融規制の抜本的な改革を訴えた ことから、米株式相場は過去3カ月で最大の上昇率を示し、金相場は1カ月ぶり の安値まで下げた。リセッション(景気後退)に伴う需要減退により、トウモロ コシ相場は9日までの1年間に35%、大豆相場は39%、それぞれ下落していた。

ペンソンGHCO(シカゴ)の市場アナリスト、ロバート・レクバーグ氏は 「市場関係者がバーナンキ議長の発言に満足していることは明らだ」と指摘。 「安全性の高い投資先とみられている金から農産物市場に投資資金が移行してい る」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限終値は前日比10セント(2.7%)高 の1ブッシェル当たり3.755ドル。一時は3.84ドルと、中心限月としては1月 30日以来の高値まで上昇した。大豆先物相場5月限は12セント(1.4%)高の同

8.77ドル。一時は3.5%高の8.95ドルと、2月23日以来の高値を付けた。

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