ECBのオルファニデス氏:ユーロ圏、10年に大幅な景気回復実現せず

【記者:Natalie Weeks】

3月10日(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバ ー、オルファニデス・キプロス中銀総裁は10日、電子メールで配布した講演用 原稿で、世界的な金融危機とインフレ率を目安に維持する必要性について次のよ うにコメントした。

「従来の予想に反して、ユーロ圏経済は2010年に大幅な回復は見込まれて いない。特に成長率はゼロ%前後(マイナス0.7%-プラス0.7%)と、昨年12 月の予想(プラス1%)を大きく下回る見通しだ」

「ECB理事会は中期的にインフレ率を、2%を下回るがそれに近い水準に 維持することを目指している。バランスを崩すことを避けるために、インフレ率 が長期間にわたって2%を大幅に下回る水準で推移することを回避すべきだ」

「結論から言えば、重大で世界的な金融危機とそれに伴う深刻で国際的なリ セッション(景気後退)は、思い切った金融政策の必要性を示した。それはもち ろん、通常のマクロ経済状況では異例の措置だ」

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