欧州株:3カ月ぶりの大幅上昇-シティの業績見通し好感、金融株高い

欧州株式相場は上昇し、600銘柄 で構成するダウ欧州株価指数はここ3カ月で最大の上げとなった。米 銀シティグループが今年第1四半期(1-3月)の業績が2007年以 来の好調となっているとの見解を示し、金融株が上昇した。

銀行株ではイタリアのウニクレディトと、ドイツ銀行が大幅上昇 した。シティのビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)は 同行株の株価は資本力や潜在的な収益力を反映していないと主張した。 ロンドン市場で非鉄金属相場が上昇したのに加え、銅生産大手の英ア ントファガスタが増益となったことを受け、鉱山株への買いが膨らん だ。

ダウ欧州株価指数は前日比5.1%高の165.99と、昨年12月8日 以来で最大の上昇となった。年初来では16%安となっている。

カナダ・ライフのファンドマネジャー、マーク・ボン氏(ロンド ン在勤)は「市場ではあらゆる売り圧力からの疲れがみられる。金融 機関の業績が好調なのは心強い。シティは市場を安心させる一因だっ た」と語った。

10日の西欧市場では、18市場すべてで主要株価指数が上昇した。 ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比6.1%高、ダウ欧州50種株価指 数は5.4%上げた。

金融株

ダウ欧州株指数を構成する19産業のなかで、金融株は13%上昇 と、最大の上げを演じた。ウニクレディトは12%高、ドイツ銀は 16%上げた。

英銀バークレイズは9.9%上昇。同行には十分な資本があり、英 政府の資産保証プログラムを活用する必要がないとの観測が買いにつ ながった。HSBCホールディングスは14%高となった。

アントファガスタは5.7%高。オーストラリアの鉱山会社、BH Pビリトンは7.9%、同業で英豪系のリオ・ティントは11%上げた。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比172.83ポイント(4.9%)高の

3715.23。FTオールシェア指数は82.95ポイント(4.6%)上げ

1874.62。

ドイツのDAX指数は194.95ポイント(5.3%)高の3886.98。 HDAX指数は95.10ポイント(5.2%)上げ1930.30。

フランスのCAC40指数は144.39ポイント(5.7%)上昇し

2663.68で終了した。

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