AIGのアリコ:西欧市場の事業はなお拡大、身売りを急ぐ必要なし

保険大手アメリカン・インターナ ショナル・グループ(AIG)の生命保険部門アリコは、西欧市場では なお事業を拡大しており、身売りへの圧力は受けていない。AIGの生 保事業西欧市場の責任者、マーク・スビュストル氏が10日、パリから の電話インタビューで明らかにした。

スビュストル氏は、「ガレージセールで売り叩く理由はまったくな い。当社の実質的な市場価値に見合った買収案が提示されるまで待つの が賢明なようだ」と述べた上で、売却交渉は「秩序正しく」進められて いると続けた。

同氏によると、西欧市場(英国とアイルランドを除く)でのアリ コの2009年利益(税引き後)は10-12%増が見込まれている。総収入 は「1けた台後半」の伸びが予想されているという。

スビュストル氏は、「これまでの成長推移と比べると、今は経済 環境や不動産価格下落、信用市場の混迷を理由に伸びは減速している」 としながらも、来年には西欧市場の事業は2005-2007年の「過去の平 均的な成長」まで回復するだろうとの見通しを示した。アリコはフラン ス、スペイン、ポルトガルなどに500万人以上の顧客を抱える。

同氏によると、2005年から2007年の間にアリコの西欧事業は平均 で26%の成長率を記録、利益も年間約20%増で推移した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE