欧州債:独10年債続落、利回り3.01%-株高と供給懸念が重し

欧州債市場ではドイツ10年 債相場が続落。株式相場の上昇で国債需要が後退した。また、オ ランダとオーストリアが国債の入札を実施したことが相場への重 しとなった。両国の入札を含め、欧州の各国政府は今週、少なく とも120億ユーロ相当の国債入札を予定している。

独2年債利回りは約1週間ぶりの高水準を付けた。オースト リアは16億5000万ユーロ相当の国債(2014年償還)、オランダ は27億ユーロ相当の国債(償還2012年)の入札をそれぞれ実施。 米財務省は過去最大となる340億ドルの3年債入札を準備してい る。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・ マロニー氏(ロンドン在勤)は「入札に向けて市場は苦しい展開 となった。大量の供給が待ち構えている」と指摘。「新発債を消 化しやすいよう、国債価格は安くなる必要があるため、相場の上 昇勢いは失われる。マクロ経済見通しが国債相場の原動力である ことに変わりはない」と語った。

ロンドン時間午後4時1分現在、10年債利回りは前日比7ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し3.01%と なった。同国債(表面利率3.75%、2019年1月償還)価格は

0.62ポイント下げ106.21。2年債利回りは4bp上げ1.31%。

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