ビニ・スマギ理事:ECBは必要ならゼロ%への利下げ用意-ドイツ紙

10日付のドイツ紙ベルゼン・ ツァイトゥングは、欧州中央銀行(ECB)のビニ・スマギ理事が、 必要ならばECBは政策金利をゼロ%に引き下げる用意があると発言 したと報じた。

ビニ・スマギ理事は同紙とのインタビューで、「状況が悪化し た場合にはECBは一段の利下げを実施する用意があり、金利をゼ ロ%とすることもあり得る」とし、「特に、経済に持続的なデフレの 恐れが出てきた場合には、利下げに動くことになろう。そのような状 況下では、行動は遅いよりも早い方がよい」と述べた。

一方で同理事は、政策金利を「非常に低い水準」に下げた後で、 景気回復に合わせて速いペースで引き上げるのは合理的ではないとし て、「金利の動きの幅をあまり大きくしないのが最善のやり方だろ う」との考えを示した。

同理事はまた、国債購入はリスクを伴う恐れがあると指摘。 「ECBが流通市場で国債を買い入れれば、財政政策の領域に立ち入 ることになる」とし、「これはECB創設の精神に沿うものではない。 さらに、中銀が国債の購入を通じて効果的に長期金利を低下させるこ とができるかは疑問だ」と語った。

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